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さぬき蛸


うどんだけじゃない。
香川県民はタコも大好き!

香川県民といえばうどん好きで知られていますが、実はタコも大好き。農村では、古くからマダコの吸い付く力を苗の根付く力になぞらえ、田植えの始めや終わりに食べる風習もあるほど暮らしに深く根ざしています。その消費量も水揚げ量も全国トップクラスを誇ります。そこで今回は、香川県ブランド『さぬき蛸』の漁に多田羅&菅野のカマダコンビが同行させていただき、その魅力をご紹介します。

瀬戸内海の潮流と
贅沢なエサで育った足太タコ

船に乗せてくださったのは、漁師歴20年以上の名和真治さん。タコつぼ漁は、漁業許可を譲り受けた4年前から始めたそうです。カゴや網ではなく、タコつぼで獲ったものは傷が少なく、特に上質といわれています。

「この辺りの海は島が多く潮流が複雑です。その海で流されないように踏ん張って育った『さぬき蛸』は、立ち止って歩くといわれるほど足が太く、身が締まっています。

またエビやカニ、貝など贅沢なエサをふんだんに食べているため、噛めば噛むほど旨みが溢れ出てくるんですよ」と名和さん。仕掛けたつぼを引き上げると、なかなか立派なタコが入っていました。おっかなびっくり菅野がつかみます。

「吸い付く!結構重いー!」(菅野)
「これはまだまだ小さい(笑)めったに獲れませんが、3kg以上の大物は迫力がありますよ」(桜井さん)
獲れたタコを港で食べることに。香川では「いもタコ(※タコと里芋を煮付けたもの)」や「タコ飯」が郷土料理として親しまれていますが、今は少し甘みのある「和風たれ」でタコ飯を作ってみました。

「歯応えがしっかり!噛むたびにほんとに旨みが溢れ出てきます!」(多田羅)
「タコ飯は甘みとコクのバランスが絶妙!」(菅野)
今回は、『さぬき蛸』と「和風たれ」をセットにしてお届けします。タコ飯のほか、唐揚げもおすすめです。
この機会に、ぜひ『さぬき蛸』のおいしさをご堪能ください。

さぬき蛸セットの販売期間は終了いたしました。