商品へのこだわり

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だし醤油への想い

だし醤油は、「お客様の求めるものを」と、お客様にとって魅力ある商品の開発に取り組んでいた頃、女性社員の「うどんのだしを使うと短時間でおいしい煮物が作れて、忙しい主婦には便利」という言葉がきっかけで生まれました。全国からだしの原料を集めて厳選。二年をかけ、だしの旨みの濃い、うすめて煮物やうどんだしにも使える万能調味料『だし醤油』を完成させました。

地元香川だけでなく「もっと多くのご家庭で、おいしく味わっていただきたい。」という想いから、当時主流だった瓶ではなく、輸送に適した丈夫な紙パックを開発し、通信販売で全国のお客様にお届けすることに。

だし醤油は、おいしいものを作るための正しい「手間省き」です。
簡単・便利はもとより、作る人にも食べる人にも、食を楽しむ時間や時短によって生まれる気持ちのゆとりを感じてほしいと思っています。

これからも、ご家庭の味として世代を超えて紡がれることを願い、毎日の食卓の「いただきます」と「ごちそうさま」の間に、「だし醤油」をお届けしてまいります。

素材へのこだわり

本醸造醤油に、全国各地から厳選したさば節・かつお節・昆布の一番だしをブレンドした、風味豊かな「だし醤油」。だし醤油界のパイオニアとして1965年に誕生以来、素材の味と風味を守り続け、50年を超えるロングセラー商品として愛され続けています。
「だし醤油」が誕生した時代、だしは調理の度に取るのが当たり前で、加工品として定着していませんでした。毎回だしを取らなくてもおいしいだしの入った「だし醤油」という調味料を全国に広げるために、私たちは何よりも素材にこだわり、その素材の旨みや風味を抽出する技術を開発してきました。

1999年には北海道立十勝圏地域食品加工技術センターと、利用度の低い産卵後の「ブナ鮭」を丸のまま節にする新原料「まんま鮭節」の開発に成功。「まんま鮭節」を使った「北海道鮭節だし醤油」を発売しました。また、2000年には産官の共同研究による加工技術「ブナ鮭を用いたカツオ節様加工食品の開発及び実用化」が評価され、「日本食品科学工学会技術賞」を受賞。その後、「鮭節」だしの血圧上昇抑制効果も判明。機能性食品としての期待も高まっています。

品質へのこだわり

「最優等の醤油を造り、社会のお役に立って信用を得る」の精神を大切にしながら、鎌田醤油では、時代や食文化の変化に対応し、最新鋭の設備と管理を導入、安定した供給体制と品質管理体制を整え、だし醤油など各種商品を造り続けてきました。特に品質管理には力を入れており、継続的な品質の向上とCS(お客様満足)の増大を追求するために、設計開発から製造・販売の全プロセスにわたる国際品質規格ISO9001の認証を取得し、運用しています。そして本社工場、港工場では、第三者審査によるHACCP認定を取得し、継続的な食品安全に取り組んでいます。
また、放射性物質が商品に含むことがないよう、原材料および商品について、技能試験に合格した検査員が、日々放射能を検査しています。厳しい基準に合格した商品だけを出荷します。
ほかにも、各商品のアレルギー情報を把握し、その情報を公開しています。
おいしさと、安全・安心、そして安定供給を目指し、これからも全社一丸となって取り組んでまいります。

パッケージへのこだわり

カマダのだし醤油といえば、紙パック。今では当たり前となっているこの紙パック容器の第1号が誕生したのは1987年。瓶やペットボトルが主流であった時代に、割れない、持ち運びしやすい、少量で使い切りサイズの紙パック容器の「だし醤油」は、その味はもちろん、紙パックならではの洗練されたデザイン性も含め、画期的な商品であると、全国的に広がりました。

紙パック容器を開発する上で、先代社長が特にこだわったのは液だれさせないことでした。第1号の紙パック容器では、倒した時にこぼれないようにとハサミで切った注ぎ口を塞ぐ、独自のプラスティック製のキャップを開発。5年後には形状をガラリと変えた食品業界初の口栓付紙パック容器を凸版印刷株式会社と共同開発しました。その後も、お客様のご要望にお答えする形で独自の口栓の開発を進め、2004年にはワンタッチ口栓(500㎖用)を、2014年には液だれしにくい現在の200㎖新型口栓を開発しました。今後もよりよい形を求め、私たちの研究は続きます。

醤油差しに移し替えず、容器のまま食卓に置いて使っていただきたい。1997年、その想いを形にした商品を発売しました。「食卓に華を咲かせるおい五色」をコンセプトに、鎌田醤油の5種類の定番醤油を詰め合わせた卓上用200㎖口栓付紙パックシリーズ「五色醤油」です。パッケージの特徴である色とりどりのたまり模様は、「醤油といえば、紫のたまり。伝統をベースに、新しいことに挑戦している鎌田醤油。今までの醤油屋にはない、革新的なデザインにしよう」というパッケージデザイナーの熱い想いから誕生しました。現在も、この「たまり」マークは変わることなく、海外の方にもご好評をいただいています。

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